技術部長挨拶

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理工学部
技術部長
村岡 幹夫

 国立大学の法人化と共に組織化されました技術部も10年が経過しました。年を重ねるごとに,技術部の活動が活発になってきていると学内の誰もが感じているはずです。少子化により入学者の幅も広がり,如何に専門科目に興味を持たせ身につけさせるか,という課題の一対策として,座学ではないアクティブラーニングの科目が増えてきております。このアクティブラーニング科目の立上げ実施において,技術系職員の方達からの具体的な企画提案や助言は真に優れており,協働の大切さと技術部の存在の大きさを再認識した経験が私にはあります。大学の教育研究を技術や専門知識の面から分担・支援する技術系職員の方達なくしては,大学の教育研究は成り立たないことをあらためて申し上げます。また,オープンキャンパスでの展示や子供ものづくり教室の企画実施など,子供達が秋田大学に興味をもってもらえる良質の機会を作って頂いております。これに加え,総合技術部主催のテクノフェスタでの出展物は,高度な技術によるものばかりであり,来場者の評判からもわかりますように,社会貢献活動として目を見張るものがありました。さらには,能力開発のための各種研修も行っており活発であります。また,本来業務とは別に,学部の環境管理委員会,安全委員会の委員や,衛生工学管理者としてもご活躍頂いております。

 少子化の進展,産業の国際的競争力の低下,大学教育の国際標準化の要請などによりまして,国立大学の在り方に年々厳しい目が注がれております。平成25年度には文科省が国立大学改革プランをスタートし,各大学のミッションの再定義がなされました。そんな中,全国の国立大学の中でも,秋田大学はいち早く学部改組に取組み,平成26年度のこの春,工学資源学部の資源系と教育文化学部の一部が統合した文理融合型の新学部「国際資源学部」を設置し,また,工学資源学部を従来の工学に加え理学の教育を強化した「理工学部」に改組いたしました。秋田大学の理工学系に関して再定義されましたミッションを簡単に言えば,今まで培ってきた強み特徴,たとえば高齢者対応,新素材,環境浄化,ロケット等の輸送機・宇宙構造物,地域防災に関する技術をさらに強化し,人材育成・研究を通して地域活性化の核となることであります。もちろん資源分野も明示されておりますが,こちらは国際資源学部のミッションとなります。学部改組作業が済んだばかりですが,平成26年度以降は,ミッションを遂行実現するための具体的なアクション・方策が求められ,また大学・学部の運営の面でも改革が迫られます。これからも前進あるのみです。技術系職員,事務系職員,教員が力を合わせて,本研究科・学部の魅力や評価を上げるべく頑張ってまいりましょう。

 

 

理工学研究科長

理工学部長

機械工学専攻教授