子どもものづくり一覧

令和4年度第4回子どもものづくり教室を担当しました

日  付: 2022年11月20日
報 告 者: 江川元太
実施日時: 2022年11月20日 10:00~12:00
場  所: アクティブラーニング棟
主  催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部

第4回子どもものづくり教室で「自分だけのオリジナルの方位磁石を作ろう!」を実施しました。参加した子どもは6名で、色々なところで使われている磁石とネジを組み合わせて、オリジナルの方位磁石の作製してもらいました。
初めに、今回作製する方位磁石について知ってもらうため、基本的な方位磁石の使い方から方位、磁石や地磁気について説明しました。クイズも交えながら難しくならないように説明したため子供たちは興味を持って聞いてくれていましたが、「なぜ方位磁石が北を示すのか」なども交えてもう少し面白さを伝えられたらよかったと思いました。方位磁石製作は、作り方のスライドを使って説明しながら一緒に作っていきました。細かい部品を組み立てる作業など、小学校低学年の子供たちには少し難しいところがあったかもしれませんが、説明を聞きながら熱心に作製し、方位磁石を完成させてくれました。子供達にはこれを機に、今後も地球や環境などに興味を持ってもらえればと思います。

 

令和4年度第3回子どもものづくり教室を担当しました

日  付: 2022年10月26日
報 告 者: 池内孝夫
実施日時: 2020年10月23日 10:00~12:00
場  所: 創造工作室
主  催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部

第3回子どもものづくり教室で「立体作りにチャレンジ!平らなバンドからボールを作る」を実施しました。
参加した子どもは6名で、2種類のボールを作製してもらいました。
初めに、作ろうとしている立体について知ってもらうため、基本となる図形から立体の成り立ちを説明しました。子どもたちは前のめりに耳を傾けてくれていましたが、もう少しボールの作り方についても分かりやすく説明することで、ボール作りのコツを伝えたかったなと思いました。
ボール作りは、用意したマニュアルを参考にしてチャレンジしてもらいました。初めて作る子どもたちにはマニュアルは分かりにくいものだったかもしれませんが、子どもたちは非常に熱心に挑戦し、2種類のボールを完成させてくれました。子どもたちには今後も身の回りにある様々な物のカタチに興味を持って、科学の知識習得に幅広い視点を持って挑んでくれればと期待しています。

令和4年度第2回子どもものづくり教室を担当しました

日付:2022年9月6日
報告者:田村オリエ
実施日時:2022年9月4日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部

第2回子どもものづくり教室では「木琴をつくろう」を実施しました。
「音」について学んだあと、木材を切断し、それらを組み立てることで木琴の作製を行います。
参加者は、木材に線を引くことやのこぎりを使って様々な長さに切ることを体験しました。また、木の長さと音の高さの関係について、耳で体験するとともに、スマートフォンのアプリを使って数値情報としても確認しました。そのため、それぞれの音板に対して細かい調律を行うことが可能となり、より正確な音階に近づけることができた参加者もいました。
主催側としては、今回の参加者は小学生低学年がほとんどであったため、「木材の切断や調律は難しい作業なのでは?」と危惧していました。アンケートでも「調律作業は難しい」という回答が多かったですが、総じて「つくるのはすごく楽しかった」と回答されていたことから、ものづくりの楽しさは感じてもらえたと思います。

令和4年度第1回子どもものづくり教室を担当しました

報告者:菅原和久
テーマ名:陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう
実施日時:令和4年8月7日(日)10:00~11:30,13:00~14:30,15:00~16:30
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部
助成:一般社団法人日本機械学会

 第1回子どもものづくり教室「陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう」を実施しました。今回は、一般社団法人日本機械学会の助成により規模を拡大し、定員を30名として募集したところ、数日で定員を満たしました。また、コロナ対策として密にならないことを考慮して3回に分けて実施しました。当日は、欠席者もいましたが小学1年生から中学2年生の25名と保護者19名の合計44名の方に参加していただき、保護者の方にも体験していただきたく材料を用意しました。
 初めに陽極酸化の原理やチタンの色の説明を聞いていただき、その後に作製しました。チタン板の色を変えたくないところをテープや修正ペンで被覆し、被覆していないところを希望する色に対応する電圧で陽極酸化しました。被覆と陽極酸化を繰り返して、カラフルなチタンプレートを作製しました。
 子どもたちの中には、最初どんな絵にするか、どこを何色にするかを悩んでいる子もいましたが、作業が進んでいろいろな色が付いてくると夢中になっていました。また、子供だけではなく保護者の方も陽極酸化で色が変わっていく様子を見て驚いておりました。
 参加者からは「難しかった」という意見も少しありましたが、ほとんどの方から「とても楽しかった」というアンケート結果をいただいております。陽極酸化を体験していただき、ものづくりや科学の楽しさを感じていただけたと思います。

第4回子どもものづくり教室を担当しました

日付:2021年12月19日

HP記事執筆者: 佐藤 菜花
実施日時:2021年12月19日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部

第4回子どもものづくり教室では「紫キャベツを使って水溶液の性質を調べよう!!」を実施しました.今回の参加者は11名となり,小学1年生から中学1年生まで,幅広い年齢の子どもたちに参加していただきました.

まず,紫キャベツに含まれる色素を手作業で抽出して色素溶液を作成し,その溶液に,身近にある酸性溶液(レモン汁)やアルカリ性溶液(重曹)を加えるとどんな色になるか実験を行いました.そして,その結果を参考にして,好きな色にした色素溶液に無色の紙を浸して,オリジナルの「和紙」を作成したり,色素を含ませたコーヒーフィルターを使って「花」を作り,それに色付けをして,オリジナルの「花」を作成しました.

参加してくれた子どもたちからは「とても楽しかった」という感想が多く,ろ過の過程やピペットを使って試験管に溶液を入れて色の変化を見るなど,簡単な実験を体験してもらうことで,科学の楽しさを伝えることができたのではないかと思います.

第3回子どもものづくり教室を担当しました

日付:2021年11月25日
報告者:斉藤翼
実施日時:2021年11月21日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部

 第3回子どもものづくり教室では「LED小行燈をつくろう!」を実施しました。新型コロナウィルス感染の影響も緩和してきたので,定員を8名とし,より多くの参加者にものづくりの機会を設けました。冒頭,照明の歴史に触れ,作業工程の合間にSDGsの各目標を提示しながら木や和紙,LEDの説明をしました。
 アンケートの結果から,全員が楽しかったと回答がありました。出来るだけ作業工程を簡略化するため木枠などは予め大部分は作製し,組み立てを行うだけとしましたが,和紙を貼る,木枠を接着するなど,実際に作業することが難しかったという意見がありました。手を使って作業することに戸惑いがあるように感じました。日頃,その様なことに慣れていない分,今回の子供ものづくり教室が有意義なものになったと思います。
 初めてプログラムに触れてみて,今後のためになった等の意見が聞かれました。学校などで行うための良い前哨戦になったと思います。最後のほうでは,自分自身で考えはじめ,プログラムに関する質問が多く出てきました。行燈に使用したマイコンボードは,持ち帰って使用することが可能ですので,手順書を含めて提供しました。今後,センサー等を購入して接続し,自由研究や工作などに役立てていただけたらと思います。

 

第2回子どもものづくり教室を担当しました

日付:2021年10月17日
報告者:高橋知也
実施日時:2021年10月17日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部

第2回子どもものづくり教室では「錫のアクセサリー ~鋳造を体験しよう~」を実施しました。
今回は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として密にならないように小学4年生以上の定員6名とし、換気をおこないながら錫のアクセサリーの作製をしました。
はじめに、金属の錫と鋳造の説明および鋳造にて作製された鋳物について実際に身近にあるものを紹介して、鋳造についての理解を深めていただいてから作製作業にとりかかりました。
各作業工程は、安全確認や要所となる工程以外は接触機会を可能な限り減らすため動画を用いて進めました。
色々な制約のもとでの実施となりましたが、ほとんどの錫のアクセサリーはきれいに出来上がり、ものづくりの楽しさを体験していただくことができたと思います。

 

 

第1回子どもものづくり教室を担当しました

日付:2021年9月12日
報告者:田村オリエ
実施日時:2021年9月12日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部

第1回子どもものづくり教室では「光のブーケを作ってみよう」を実施しました。
まず、「釣り糸の先端に光を当てるとどうなるのか?」を簡単な実験で体験した後に原理を説明することで、光について理解を深めてもらいました。その後、参加者は釣り糸の長さや先端部を丁寧にそろえ、カラフルなフィルムを作成して、光のブーケを作成していました。
今回は、感染症拡大防止対策(飛沫・接触感染の防止)の一つとして、実際の作業説明に動画を用いました。参加者は、離れた場所からでも大きな画面で作業動作を確認できるため、接触を防ぎながら「作業のこつ」などを伝えたい場合に有効だと感じました。


第3回子どもものづくり教室を担当しました

日 付 :2020年12月2日
報告者 :小原直子
実施日時:2020年11月29日 10:00~12:00
場  所:アクティブラーニング棟
主  催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部

第3回子どもものづくり教室「Scratchでプログラミングしてみよう!」を実施しました。
Scratchはプログラミングが初めての人でも,ブロックをつなげるようにして簡単にプログラムをつくることができる言語です。

まず,私たちの身の回りにある電化製品はほとんど「プログラム」で動き方が決まっていること,コンピュータに動きの指示をかくことを「プログラミング」と言いうことを説明し,実際にプログラムを作成してもらいました。

前半はScratchの使い方を覚えるために,キャラクターのネコを動かすプログラムを作成してもらいました。
後半では,応用編として「おにごっこ」ゲームを作成しました。
パソコン操作に慣れておらず苦戦する場面も見られましたが,最後まであきらめずに取り組んでいました。

難しいと思われがちなプログラミングですが,楽しみながらゲームを作ることで興味を持っていただけたと思います。
動き方をアレンジしたり,ゲームのルールを追加したりしていき,これから自分でどんどん面白い作品を作っていってもらいたいです。

第2回子どもものづくり教室を担当しました

日 付: 2020年10月26日
報告者: 池内孝夫
実施日時: 2020年10月25日 10:00~12:00
場  所: アクティブラーニング棟
主  催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部

第2回子どもものづくり教室で「浮沈子であそぼう!」を実施しました。
参加した子どもは10名で、4種類の浮沈子を作製してもらいました。
浮沈子の動きの原理を説明することは難しく、どれだけポイントを絞って分かりやすく説明するのかを悩みました。今後子どもたちが成長していく中で得る新たな知識をもとにより深く理解できるようになればと期待しています。
また、浮沈子は簡単に作ることができますが、想定したように動かすには試行錯誤が必要です。今回はその経験を重視した内容で進めましたが、子どもたちは非常に熱心に挑戦し思考を巡らせてくれました。アンケートからも、この試行錯誤が子どもたちにとって貴重な経験となったのではないかという声を頂きました。
少しでも探求心を刺激できたならば、とても嬉しく思います。