国立大学55工学系学部ホームページの「おもしろ科学実験室」カテゴリーに、「陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう」の記事が掲載されました。
(秋田大学 理工学部)
https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/230204.php
この科学実験は、令和4年度第1回子どもものづくり教室などで実施しました。
国立大学55工学系学部ホームページの「おもしろ科学実験室」カテゴリーに、「陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう」の記事が掲載されました。
報 告 日:2022年12月16日
報 告 者:齋藤正親
開催日時:2022年12月11日 10:00~12:00
場 所:理工学部5号館コンピュータ実習室II
主 催:理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:理工学研究科技術部(数理・電気電子情報学系)
12月11日に第5回子どもものづくり教室「プログラミングに挑戦しよう!」を開催しました.
参加者は小学3年生から中学1年生までの6名でした.
プログラミングについて簡単に説明し,今回採用したKidsScriptを紹介した後,横スクロールのアクションゲームを作ってもらいました.
児童にとって,KidsScriptはScratch等他のビジュアルプログラミング言語に比べて難易度が高いようでしたが,こちらで示した例を真似るだけではなく,自分なりに工夫してプログラミングしていました.使用したPCの不調もあって予定していたところまでは進みませんでしたが,今回参加した児童生徒たちがプログラミングに興味を持つきっかけになれば幸いです.
日 付: 2022年11月20日
報 告 者: 江川元太
実施日時: 2022年11月20日 10:00~12:00
場 所: アクティブラーニング棟
主 催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部
第4回子どもものづくり教室で「自分だけのオリジナルの方位磁石を作ろう!」を実施しました。参加した子どもは6名で、色々なところで使われている磁石とネジを組み合わせて、オリジナルの方位磁石の作製してもらいました。
初めに、今回作製する方位磁石について知ってもらうため、基本的な方位磁石の使い方から方位、磁石や地磁気について説明しました。クイズも交えながら難しくならないように説明したため子供たちは興味を持って聞いてくれていましたが、「なぜ方位磁石が北を示すのか」なども交えてもう少し面白さを伝えられたらよかったと思いました。方位磁石製作は、作り方のスライドを使って説明しながら一緒に作っていきました。細かい部品を組み立てる作業など、小学校低学年の子供たちには少し難しいところがあったかもしれませんが、説明を聞きながら熱心に作製し、方位磁石を完成させてくれました。子供達にはこれを機に、今後も地球や環境などに興味を持ってもらえればと思います。
日付:2022年11月 4日
報告者:斉藤 翼
実施日時:令和4年11月 3日(木) 10:00~15:00
場所:秋田拠点センターALVE 1階きらめき広場
主催:秋田大学総合技術部
対象:小学生以上
秋田大学総合技術部主催の技術体験型の企画として,新型コロナウイルス感染症の影響で控えていたテクノフェスタを3年ぶりに開催いたしました。時折,雨が降りしきる中,子供連れの家族などで賑わいを見せていました。理工学研究科技術部は3件の企画を担当しました。子供達は科学技術の様々な企画に楽しみながら触れ,刺激を受けていました。また,秋田大学の技術系職員の専門性を生かした業務の一端を垣間見える機会になったと思います。
日 付: 2022年10月26日
報 告 者: 池内孝夫
実施日時: 2020年10月23日 10:00~12:00
場 所: 創造工作室
主 催: 大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当: 大学院理工学研究科技術部
第3回子どもものづくり教室で「立体作りにチャレンジ!平らなバンドからボールを作る」を実施しました。
参加した子どもは6名で、2種類のボールを作製してもらいました。
初めに、作ろうとしている立体について知ってもらうため、基本となる図形から立体の成り立ちを説明しました。子どもたちは前のめりに耳を傾けてくれていましたが、もう少しボールの作り方についても分かりやすく説明することで、ボール作りのコツを伝えたかったなと思いました。
ボール作りは、用意したマニュアルを参考にしてチャレンジしてもらいました。初めて作る子どもたちにはマニュアルは分かりにくいものだったかもしれませんが、子どもたちは非常に熱心に挑戦し、2種類のボールを完成させてくれました。子どもたちには今後も身の回りにある様々な物のカタチに興味を持って、科学の知識習得に幅広い視点を持って挑んでくれればと期待しています。
日付:2022年10月17日
報告者:田村オリエ
実施日時:2022年10月15日(土) 10:00~16:00
場所:秋田大学大学院理工学研究科1号館第1会議室 (受付 玄関ホール)
主催:大学院理工学研究科技術部および大学院国際資源学研究科技術部
実施担当:大学院理工学研究科技術部(14名)・大学院国際資源学研究科技術部(6名)
秋田大学祭にあわせて「わたしだけのものづくり体験!教室2022」(国立大学フェスタ2022)を開催し,「カラフルなチタンプレートをつくろう」「簡単手作りモーターをつくろう」(理工学研究科技術部担当)および「テレビ石をつくろう」(国際資源学研究科技術部)の3企画を実施しました。
今年度は3年ぶりの開催であり、新型コロナウィルス感染対策のために消毒や換気、入場の制限を行いました。しかし、例年とかわらず、たくさんの方々(103名(大人72名、子供31名))に来場していただくことができました。
各企画では原理説明のポスターや担当者からの説明を聞いたうえで、参加者の皆様が工夫しながら作製している様子が伺えましたので、ものづくりの楽しさを感じてもらえる機会になったのではないかと思います。
日付:2022年9月6日
報告者:田村オリエ
実施日時:2022年9月4日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部
第2回子どもものづくり教室では「木琴をつくろう」を実施しました。
「音」について学んだあと、木材を切断し、それらを組み立てることで木琴の作製を行います。
参加者は、木材に線を引くことやのこぎりを使って様々な長さに切ることを体験しました。また、木の長さと音の高さの関係について、耳で体験するとともに、スマートフォンのアプリを使って数値情報としても確認しました。そのため、それぞれの音板に対して細かい調律を行うことが可能となり、より正確な音階に近づけることができた参加者もいました。
主催側としては、今回の参加者は小学生低学年がほとんどであったため、「木材の切断や調律は難しい作業なのでは?」と危惧していました。アンケートでも「調律作業は難しい」という回答が多かったですが、総じて「つくるのはすごく楽しかった」と回答されていたことから、ものづくりの楽しさは感じてもらえたと思います。
報告者:菅原和久
テーマ名:陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう
実施日時:令和4年8月7日(日)10:00~11:30,13:00~14:30,15:00~16:30
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部
助成:一般社団法人日本機械学会
第1回子どもものづくり教室「陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう」を実施しました。今回は、一般社団法人日本機械学会の助成により規模を拡大し、定員を30名として募集したところ、数日で定員を満たしました。また、コロナ対策として密にならないことを考慮して3回に分けて実施しました。当日は、欠席者もいましたが小学1年生から中学2年生の25名と保護者19名の合計44名の方に参加していただき、保護者の方にも体験していただきたく材料を用意しました。
初めに陽極酸化の原理やチタンの色の説明を聞いていただき、その後に作製しました。チタン板の色を変えたくないところをテープや修正ペンで被覆し、被覆していないところを希望する色に対応する電圧で陽極酸化しました。被覆と陽極酸化を繰り返して、カラフルなチタンプレートを作製しました。
子どもたちの中には、最初どんな絵にするか、どこを何色にするかを悩んでいる子もいましたが、作業が進んでいろいろな色が付いてくると夢中になっていました。また、子供だけではなく保護者の方も陽極酸化で色が変わっていく様子を見て驚いておりました。
参加者からは「難しかった」という意見も少しありましたが、ほとんどの方から「とても楽しかった」というアンケート結果をいただいております。陽極酸化を体験していただき、ものづくりや科学の楽しさを感じていただけたと思います。
日付:2021年12月19日
HP記事執筆者: 佐藤 菜花
実施日時:2021年12月19日 10:00~12:00
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部
第4回子どもものづくり教室では「紫キャベツを使って水溶液の性質を調べよう!!」を実施しました.今回の参加者は11名となり,小学1年生から中学1年生まで,幅広い年齢の子どもたちに参加していただきました.
まず,紫キャベツに含まれる色素を手作業で抽出して色素溶液を作成し,その溶液に,身近にある酸性溶液(レモン汁)やアルカリ性溶液(重曹)を加えるとどんな色になるか実験を行いました.そして,その結果を参考にして,好きな色にした色素溶液に無色の紙を浸して,オリジナルの「和紙」を作成したり,色素を含ませたコーヒーフィルターを使って「花」を作り,それに色付けをして,オリジナルの「花」を作成しました.
参加してくれた子どもたちからは「とても楽しかった」という感想が多く,ろ過の過程やピペットを使って試験管に溶液を入れて色の変化を見るなど,簡単な実験を体験してもらうことで,科学の楽しさを伝えることができたのではないかと思います.