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令和4年度第1回子どもものづくり教室を担当しました

報告者:菅原和久
テーマ名:陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう
実施日時:令和4年8月7日(日)10:00~11:30,13:00~14:30,15:00~16:30
場所:アクティブラーニング棟
主催:大学院理工学研究科附属クロスオーバー教育創成センター
実施担当:大学院理工学研究科技術部
助成:一般社団法人日本機械学会

 第1回子どもものづくり教室「陽極酸化でカラフルなチタンプレートをつくろう」を実施しました。今回は、一般社団法人日本機械学会の助成により規模を拡大し、定員を30名として募集したところ、数日で定員を満たしました。また、コロナ対策として密にならないことを考慮して3回に分けて実施しました。当日は、欠席者もいましたが小学1年生から中学2年生の25名と保護者19名の合計44名の方に参加していただき、保護者の方にも体験していただきたく材料を用意しました。
 初めに陽極酸化の原理やチタンの色の説明を聞いていただき、その後に作製しました。チタン板の色を変えたくないところをテープや修正ペンで被覆し、被覆していないところを希望する色に対応する電圧で陽極酸化しました。被覆と陽極酸化を繰り返して、カラフルなチタンプレートを作製しました。
 子どもたちの中には、最初どんな絵にするか、どこを何色にするかを悩んでいる子もいましたが、作業が進んでいろいろな色が付いてくると夢中になっていました。また、子供だけではなく保護者の方も陽極酸化で色が変わっていく様子を見て驚いておりました。
 参加者からは「難しかった」という意見も少しありましたが、ほとんどの方から「とても楽しかった」というアンケート結果をいただいております。陽極酸化を体験していただき、ものづくりや科学の楽しさを感じていただけたと思います。